カワサキ エストレヤ
古き良きバイクスタイルを連想させる、そのスタイリング。エストレヤのいちばんのチャームポイントは、やはりそのネオクラシックなスタイリングでしょう。クラシックと言えばやはり代表的な車種はSRですが、小型二輪のSRには車検があります。その点、エストレヤは250ccで車検がありませんから、それだけ手軽に楽しめると言えるのではないでしょうか。
以前のラインナップではドラムブレーキ、さらにはサドルシート等を装着したモデルも存在しましたが、現行車種ではダブルシート&フロントディスクブレーキ仕様で統一されています。排ガス規制のため、キャブからインジェクションを採用するなど、多少の変化はあったものの、その魅力あるスタイリングは今も変わっていません。今では珍しくなった、ロングストロークのシングルエンジン。そこから生まれる走りは、やはりゆったりと緩やかなもの。と言うか、速く走ろうと言う気持ちを起こさせない、緩やかな走りを積極的に楽しむ気にさせる、という面白さがあります。気になるシート高も730mmと、一般的なライダーなら問題ない高さ。2連メーターには液晶パネル採用など、今のバイクとしての機能性も忘れていません。旧車のスタイルを「新車」で楽しみたいあなたに、ぜひおすすめします。