カワサキ ニンジャ250R

1980年代。レーサーレプリカブームの頃、街中に溢れていたフルカウルのスポーツバイクも、今では少数派のようです。スポーツバイクの主流も、どちらかと言えばネイキッドタイプに人気があるようですね。そんな中、2008年に発売されたニンジャ250Rはスポーティなフルカウル仕様、しかもクォータークラスとあって、その手軽さ故かビギナーをはじめ、幅広い層からの支持を集めています。

 

このバイクの一番の特徴、それはやはりボディとスムーズに一体化した「フルカウル」でしょう。スポーティな印象はもちろん、風の抵抗を効果的に防ぎ、疲労を最小限に抑えるなど、そのメリットは言うまでもありません。随所に「ニンジャシリーズ」同様のデザインモチーフが見られるのも、カワサキファンならずともうれしいもの。ライディングポジションも、見た目の印象より余裕のある設定。極端な前傾姿勢をとる必要もなく、また低シート高&スリムな車体で足着き性も良好です。初心者はもちろん、女性ライダーにも優しいポイントですね。エンジン特性も低中速で扱いやすく、一方、高回転ではスムーズに伸びていくパワー感を堪能できる設定。ハンドリングも素直で、扱いやすい。どんなシーンでも乗りやすく、苦手なシチュエーションが少ない。スポーツバイクという敷居の高さを感じさせない、スポーツバイク。そんな意味で、これからバイクライフを始めるあなたにもぜひオススメの一台、と言えます。

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