ウェア&装備の選び方

■恰好から入る、は正解!

ライディングウェアの代名詞、と言えばやはり革、でしょうか。事によると「ふだん街中走るのに、革じゃいかにもって感じで」と感じる方もいるのでは。確かにそうかも知れませんが、ただライディングウェアとしての機能をほぼ満たしているのが革であることは間違いありません。レースで着るようなツナギとまでは言わずとも、革のジャンパーは一着あると便利であることは言うまでもありません。筆者も転倒時、革のジャンパーのおかげで、軽い打ち身だけで済んだ経験があります。その代わり、革ジャンの表面には派手な擦り傷が付いてしまいましたが。

 

■シーズンごとに組合せる

夏など、Tシャツに短パン姿で走ってるライダーをたまに見かける事があります。言うまでもなく、非常に危険です。最低でもジーンズにジャケットは着用したいもの。インナーはまず、動きやすいものを。夏ならTシャツでもいいでしょうし、秋冬などはフリースなどが便利です。とにかくこまめに温度調節ができるようなスタイルがベストです。装備で言えば、重要なのはグローブとブーツでしょう。グローブの素材に関しては、やはり革が良いと思います。安全性はもちろんですが、丈夫さが違います。夏場、グローブをしないライダーをよく見かけますが、事故を考えれば、指先までしっかりカバーするグローブは夏でも必需品です。足元、シューズに関してはやはりブーツがいちばん。特にツーリングなど長距離走行では必需品です。街中では、スニーカー愛用のライダーも多いと思います。これもできれば最低限、ハイカットタイプが望ましい。ポイントは「くるぶし」をしっかりガードできるもの。これがシューズ選びの基本です。

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