ヘルメットの選び方

■ヘルメット、どのタイプを選ぶ?

大別すると、次の4タイプになるでしょうか。街中でもよく見かけるのが、最も安全性に配慮した、頭をすっぽりと覆うフルフェイスタイプ。また、比較的かぶりやすく、開放感もあるジェットタイプ。さらにオフロード走行に適した、オフロードタイプがあります。原付スクーターなどで簡易的に使用されるのがハーフタイプですが、安全性は低いのでお勧めしません。オンロード、オフロード、スクーターなど、自分の乗っているバイクの種類に合わせて選ぶのが一般的ですが、このバイクならこのタイプ、という決まりは特にありません。このデザインが気に入ったから、この色が好きなど、自分の好みで選ぶのもOKです。ただし、ヘルメットは万一の事故の場合などに、自分の頭を保護してくれる大切なギア。何より、慎重に選ぶことがいちばん大切です。

フルフェイスタイプ ジェットタイプ オフロードタイプ ハーフタイプ

 

■ポイント その1「試着をしよう!」

ヘルメットを選ぶ上で大切なポイントは「試着」です。自分の頭に合ったヘルメットでなければ、安全性が発揮されないばかりか、被り心地が良くなかったり、頭痛を発生することさえあります。

ヘルメットのサイズ

自分に合ったヘルメットのサイズは、実際にかぶってみて「ちょっときついかな」と思えるぐらいのものがベストです。自分の頭に対してヘルメットが小さすぎると、きつくて・かぶり辛いです。反対にヘルメットが大きすぎると、安全確認等で頭を動かした時にヘルメットがグラグラ揺れたり、高速走行で風圧により後ろにずれたり、また安全性の面でも問題があります。

SHOEI
OGK
XS S M L XL XXL
ARAI
(OGK)
53-54cm 55-56cm 57-58cm 59-60cm 61-62cm 63-64cm

 

異なる内部形状とかぶり心地

頭の形状は人によって微妙に異なるため、また、同じサイズのヘルメットでもタイプが違ったり(フルフェイスかジェットか)、メーカーが違うとかぶり心地もまったく異なることがあります。日本のヘルメットメーカーであるARAI(アライ)やSHOEI(ショウエイ)は日本人の頭の形状を考慮しているため比較的快適ですが、内部の形状はARAIとSHOEIでも若干異なり、人によってその好みは分かれます。また、海外メーカーのヘルメットは外人向けのため、日本人の頭にはシックリこないこともあります。このような意味でも、できるだけ試着してみることが、ヘルメット選びの大切なポイントとなります。

■ポイント その2「規格マーク」

安全性を保証する規格には、SG規格、JIS規格、SNELL規格、PSC規格などがあり、市販されているヘルメットには、これらの規格を保証するマークのいずれか、あるいは複数のマークが付いているはずです。公道をバイクで走るためのヘルメットには、SG規格が義務付けられており、SG規格には「125cc以下の原付バイク限定」と「全ての排気量OK」があります。

これらの規格に適応して場合には、ヘルメットの内側に規格マークのシールが貼られているので、購入の際、必ず確認しましょう。

最後に、ヘルメットは消耗品です。3年ぐらいを目安に買替えることをおすすめします。

■ヘルメット 売れ筋ランキング

フルフェイスタイプ (Yahoo!ランキング)



ジェットタイプ (Yahoo!ランキング)



オフロードタイプ (Yahoo!ランキング)



 

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