購入店(販売店)の選び方

欲しいバイクが決まったら、次はどこの販売店で買うか?
これもまた、迷いますよね。

販売店を選ぶ上で、自宅からの距離がある程度近い必要があります。これは購入したバイクに付けるナンバープレートを取得する際に、自宅の最寄りの陸運事務所や市役所へ行く必要があるからです。多少遠いくらいならば何とか対応してもらえますが、例えば、九州に自宅のある人が合、いくら安いからといって東京の販売店で購入することは無理なのです。現実的には、購入後も数回は販売店を訪れることになるので、ある程度は自宅に近い販売店を選ぶことをお勧めします。

また、購入するバイクは全く同じでも、購入する販売店によって大きく違う点があります。
価格はもちろん、サービスやメンテナンス、そして、お店のツーリングなどのイベントです。


価格で選ぶ場合(安さで販売店を選ぶ)

価格で選ぶ場合に注意したいのは、車両本体価格のみでなく、諸費用を加えた乗出し価格(支払総額費用)をチェックする点です。

インターネットで安売り合戦をしている販売店の一部では、車両本体価格を安くすることでお客さんを引付け、諸費用を高くして儲けるという手法が使われています。他店と比べて安いと思って買ったのに、乗出し価格では他店よりも高くなってしまった・・・と後悔することになりかねません。

各販売店の価格を調べる際には、必ず、車両本体価格に諸費用を加えた「乗出し価格(支払総額費用)」をチェックして下さい。販売店によっては車両本体価格のみを表示して、諸費用や乗出し価格を表示しない販売店もありますので、問い合わせたり、見積もりを貰うなどで確認しましょう。

※250cc未満のバイクの場合、自賠責保険の期間により諸費用に含まれる自賠責保険料が変わるので、期間が1年なのか?2年なのか?などの確認も必要です。

安い販売店を探す方法

自宅の近くの販売店の欲しいバイクの価格を調べるには、これまでは各販売店を訪問して見積もりをもらうしかありませんでしたが、GooBikeなどのWEBサイトを利用すると、自宅近くの販売店の車両本体価格や乗出し価格(支払総額費用)を一覧リストで確認したり、各店の見積を請求したりすることが出来ます。

⇒ GooBike 地域別 新車価格一覧
   http://www.goobike.com/bike/shinsya/
   ([メーカー] → [車種] → [地域] の順に選択して探します)

サービスやメンテナンスで選ぶ

販売店のサービスとして、購入時にリアボックスや盗難防止チェーンやバイクカバーなどが付属したり、その後のメンテナンスで必要となるオイルのリザーブをプレゼントなど、色々なサービスがあります。
また、バイクは購入したらそれでおしまいではなく、購入後の定期的なメンテナンスが必要となります。一般的には販売店で行ってもらうことが多いので、その後のメンテナンスもしっかりやってくれそうな販売店を選びたいところです。
「どこで購入したバイクでもOK」というバイクショップが近所にあれば、遠方の安いお店で買って、その後のメンテナンスは近所のバイクショップでお願いするという方法もあります。

お店のイベント・雰囲気で選ぶ

バイクは一人で乗る乗り物です。仕事や通勤で使う場合は別ですが、バイクに乗り始めた頃はその自由さが故に1人で走り回ることが楽しくて仕方ありません。しかし、時間が経つにつれて、バイクの楽しさにも慣れてしまい、徐々に乗る機会が少なくなるライダーが大半です。また1人で乗るバイクが寂しく感じる事さえあります。

こんなとき、バイク仲間がいると大勢で走ることに楽しみを感じたり、共通の趣味であるバイクを通じて友達を増やすなど、あなたのバイクライフはさらに濃く充実したものとなります。バイク仲間を作る切欠となるのが、バイクショップなのです。ショップ主催のツーリングに参加したり、店のカウンターで他のお客さんとの会話を楽しんだり、バイク仲間も自然と増えてきます。

販売店の中には、
「うちはバイクを売るだけ、あとは知らない~」というショップもあれば、
「毎月ツーリング開催、一緒にバイクを楽しもう!」というショップもあります。

他店で購入したバイクでもショップ主催のツーリングに参加させてもらえないことはないのですが、出来る事ならツーリングなどのイベントが沢山ある販売店で購入しておきたいところです。

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